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今日の一言

おはようございます。6月5日、木曜日です。


2016年の今日、元ヘビー級王者のプロボクサー、モハメド・アリがお亡くなりになりました。ボクシングが強いだけではなく、戦争反対や人種差別、信仰の自由などに一石を投じておられた本物の傑物だっただけに、非常に残念なニュースでした。
「リスクを取る勇気がなければ、何も達成することがない人生になる。」
モハメド・アリの言葉です。達成することはない、しかし大きな損害や失敗もない、ということにもなります。
そんな安全な人生もまた、一つの人生と言えるのかもしれません。これは人それぞれの考え方・価値観ですので、どっちが良いとは言えません。
しかし企業としては、ある程度リスクを背負っていかねば、次へ進むことが出来ません。それどころか、ひょっとすると安定すら手にすることが出来ないのかもしれません。もちろん失敗した時は大きな失望に見舞われますが、成功すればそれに見合う大きなものを得られます。

 

「今日は何の日」落語の日

語呂合わせの「らく(6)ご(5)」から

古典落語:芝浜
魚屋の行商をしている男が、酒ばかり飲んで失敗ばかり。腕は良いがちっともうだつが上がらない。嫁に叩き起こされ嫌々ながら市場に行き、夜明けの浜辺で顔を洗っていると、財布が落ちているのを見つける。中にはとんでもない大金が入っており、そのまま家に帰り仲間を集め盛大に大酒を喰らう。
翌日二日酔いで起きると、拾った財布がない。嫁に聞いても知らないと言う。酒の支払いをどうするのかと嫁は怒り狂う。夢だったのかと思い、このままではいけないと心を入れ替え必死で働くことにする。ようやく生活も安定した3年後に嫁が『実は財布は役所に届けていた』という。十両盗むと首が飛ぶ時代に横領が発覚すればえらいことだ。そこで嫁はこっそりと拾得物として届け、ついに拾い主が現れず財布の中身が下げ渡されたのだった。
しかし男は嫁を責めず感謝する。そして嫁は一生懸命頑張った旦那に対し「久しぶりに酒でも」と勧めるが男が盃を口元に運んだ時、盃を置き一言
「やっぱりよそう、また夢になるといけねえ」
今も昔も酒はほどほどに、というのは変わらないようですね。みなさんもほどほどに。という訳で今日も仕事を頑張って適量なお酒で乾杯しましょう。

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